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アリパラ実験室「ガンプラ撮影」その1

15A_5049.jpg

お世話になっております。アリスパラノイア・スタジオのユキムラモロカズです。
ツイッターで随時公開しておりましたガンプラ撮影の習作を、まとめました。昨日まとめたドール撮影に続き、ホビー系撮影の練習第2弾です。

アリパラは、人物撮影がメインのスタジオですが、もっと自由に、色々な事を、スタジオでご提供できないかと考え、スタジオと自分の練習として、撮影しました。

■使用機材
・レンズ:タムロン AF28-75mm F/2.8
マクロレンズがあると便利、とは感じました。ただ、撮れない事は全然ありません。手持ちに機材でも、なんとかなります。

・背景:プロジェクター

・光源:クリップオンストロボ

・支柱:股下に差して、ガンプラを固定しております。
※今回の写真では、支柱だけ、後処理で消しております。それ以外は、加工はありません。

・ガンプラ:HGUC 1/144 RGM-79N ジムカスタム


■1回目
15A_4942_2.jpg
宇宙空間のライティングを考えた時、「光源は太陽光。大気がないので光が柔らかく拡散する事もなく、固い光」と考察しました。よって、クリップオンストロボ1灯にスヌートを装着し、直当てしております。宇宙っぽさは出せたと思うのですが、地味な雰囲気になるので、工夫の余地ありです。

大きな反省点としては、ポーズ・構図が固い事です。

また、これは自分の趣味ですが、下記の「緑色の宇宙」verも一緒に撮りました。
15A_4945_2.jpg
「0082」の世界観やジム・カスタムの雰囲気とは合わないのは分かっていたのですが、生頼範義先生へのオマージュをやりたくて。(でも、あのカッコよさは出せませんでした。難しいです。)


■2回目
15A_5049.jpg
2回目は「地球軌道上」を想定したライティングを試しました。「地球軌道上」にある物体が照らす光源となると、下記の2つと考えられます。

1:太陽光・固い光
2:地球からの発射光・比較的柔らかい光(大気層で拡散されるので)


上記を、下記のように再現してみました。

1:太陽光(右後から):クリップオンストロボ・スヌート装着・直当て
2:地球からの発射光(左前から):クリップオンストロボの光をボードで反射・拡散

※厳密に太陽と地球の距離・位置・光量を計算している訳ではなく、あくまで雰囲気という事で。

固定と構図を斜めにする事で、ポーズも1回目より躍動感を出せたと思います。


■3回目
15A_5129.jpg
2回目の経験を元に、1回目と同じシチュエーションで再撮影。変化がないのも面白くないので、武器は、ビームサーベルに変更。また、1回目の時に背景の星のサイズが気になったので、小さめに再調整しております。

ライティングは1回目と一緒ですが、編集の際、1回目より、若干、コントラストを弱めました。

ビームサーベルは、柄にLEDを仕込んで光らせていますが、今回のカメラ設定では、それを活かせず反省です。(カメラ設定については、後述します。)ビームサーベルの発光は、どろぼうひげさんによるMG誌の作例、および、著書『電飾しましょっ! 初心者用電飾模型工作入門』を参考にさせて頂きました。

ちなみに、支柱を消さないとこんな感じです。
15A_5129_2.jpg

支柱は、ドール撮影の時に思いついたアイデアの応用です。
ガンプラ棒
ピアノ線(炭素鋼)に傷防止に熱収集チューブを巻いて作りました。


■カメラ設定と元ネタ
1回目・3回目:F32・1秒・ISO800
2回目:F16・1/3秒・ISO400

「ガンプラを使い宇宙空間を撮る」と決めた時、頭に浮かんだのは『2001年宇宙の旅』(1968)です。映像における宇宙表現のスタンダードを作った作品だと思います。

この作品では、「大気のない宇宙空間では遠くの物体も鮮明に見える」という事を再現する為に、カメラのレンズを極限に絞って撮影したそうです。それに倣って、1回・3回は、F32というF値で撮影してみました。『2001年宇宙の旅』をリスペクトするぞ、ってのが頭にあっての撮影だったのです。(また、CG合成が生まれる以前のSF映画で多用された、プロジェクター合成技法のフロントプロジェクションも、この映画で実用化されたものですね。)

2回目の「地球軌道上」という想定は、MS(宇宙世紀のそれ)は、どこで使われるのか、と想像して決めました。宇宙といっても、地球・月・ラグランジュポイントのコロニー、などの周辺が舞台であり、遠い星々に旅している訳じゃないので、こういう絵の方がリアルかなと。次に「地球軌道上」ってどんなライティング、って考えたら、「太陽光+地球からの反射光」だろうと。そこから、何か例になる映画ないかなと探すと、『ゼロ・グラビティ』(2013)の冒頭が、とても参考になりました。(実際、2種の光源を、上手く演出に使ってます。)

【追記】
LEDライトを使った「ガンプラ撮影その2」をこちらにまとめております。是非、ご覧ください。

何卒よろしくお願いいたします。
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アリスパラノイア・スタジオとカメラマン・ユキムラモロカズの活動をお伝えするブログです。


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