アリパラ実験室「スローシャッターとマルチ発光を使った撮影」


ちぃ『ちょびっツ』 モデル:yui*さん
2015/09/25

お世話になっております。アリスパラノイア・スタジオのユキムラモロカズです。
今回は、スローシャッターと、ストロボのマルチ発光(連続発光機能)を使った実験をしてみました。

ポイントとしては、スカートの動きを映しつつ、人物自体はブレてない写真を目指しました。





■撮影方法
種明かししますと、ストロボを2台使い、下記のような設定しております。
マルチ発光
撮影環境:黒の背景紙/スタジオ内の照明もほとんど消してます。
カメラ:ISO100・F8・シャッタースピード1秒
ストロボA(人物用):マニュアル発光モード/グリッド付
ストロボB(スカート用):マルチ発光モード(ニコンの場合、リピーティングフラッシュモード)/グリッド付

・ストロボなしでは真っ暗に写る環境・設定を作り、1秒間、シャッターを開く。
・人物は、Aのストロボの1回の発光で一瞬明るくなった像だけが写ります。
・スカートは、Bのストロボの連続発光により、10個の像が重なって写ります。

ちなみに、今回使用したストロボは、「ニコンSB-910」という機種です。詳細な設定は下記の通り。
・Aの設定:マニュアル発光モード・ 発光量1/2
・Bの設定:リピーティングフラッシュモード・発光量1/32・発光回数10回・発光間隔10Hz(1秒間に10回発光)

参考までに、A、Bそれぞれを単体で発光させた場合の写真も、下記に掲載します。

■ストロボAだけを光らせた場合

※実際の撮影の場合は、スカートを持ち上げた状態でした。

■ストロボBだけを光らせた場合

1秒間の間にストロボを10回発光する事で、10枚の像が重なって写っています。

以上です。

大型ストロボやモノブロックに比べると、クリップオンストロボには、マルチ発光モードが付いている機種が多いと気がつき、これは、クリップオンストロボの利点かもと思ったのが、今回の実験の発端でした。また、マルチ発光を使い、人や物の動きを撮影した写真は、過去にもいっぱいあると思いましたので、自分なりの工夫をしてみようと、動いている所、止まっている所が同居する写真を撮ってみました。

私自身もはじめて行った撮影法ですが、面白い写真が撮れたと思います。また、まだまだ、応用と改良の余地がある撮影と思いますし、工夫次第で、色々な写真が撮れると考えてます。(例えば、スモークとの併用も面白いかな、と予想してます。)

以上、スローシャッターと、ストロボのマルチ発光(連続発光機能)を使った実験でした。

何卒よろしくお願いします。
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theme : 撮ってみた
genre : 写真

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